盛岡の晩秋をアートに表現
- 2021.11.14
- 写真

僕は紅葉の葉が落ちるのを待っていた。
普通であれば名残惜しく、いつまでも紅葉が続いてほしいと願うものだと思いますが、最近の僕は違う。
常に季節の先を考え、どのように被写体を撮っていくことばかりを考えているので、この時を待っていたという感じなのだ。
だから、今は雪が恋しい。

葉の落ちた街路樹を白黒でアートに表現してみた。それも最新のカメラとレンズを使わず、わざと画質を劣化させたものだ。

我ながら、いい画だなぁと思う。四隅がケラレタことにより通常はただ白く写る空がいいアクセントになっている。

こちらも画質が劣化することにより、親子が印象的だ。最新のカメラとレンズだとクッキリと映りすぎてしまいますし、肖像権の問題もある。これならうまい具合に誰だか分からずに表現できる。

岩手公園の石垣も、一点だけにピントをあわせあとはグルグルボケ。なんとも印象的だ。
とにかくまたまた新たな表現をできるようになった。雪が待ち遠しい。
-
前の記事
散り際の美学 2021.11.12
-
次の記事
盛岡の街を光と影で表現 2021.11.15