散り際の美学

散り際の美学

今日は朝から雨降り。

通常であれば外出を控えるところだが、私にとって特別な日だということで昼食は鰻を食べに行った。心は満足、財布の中身はちとさみしくなった。

日中も雨がふっていたのだが、夕方にかけ雨がやみこれはチャンスとばかりにカメラを持ち出し外へ

持ち出したカメラは、オリンパスのE-500。古いカメラだがしっとりとした表現をさせたらこいつにかなうカメラはない。

紅葉もとうに見頃を過ぎ、散り際の表現をさせるにはうってつけと思ったのだ。

いつものように高松公園を歩く。落ち葉ともみじ、そして管理人がいなくなり使われなくなった釣堀の小屋がなんとも哀愁感をかもしだす。

ここ数日、強い雨が降り続いたため、ほとんどの葉が落ちる中、最後までふんばるもみじ。

散り際の美学に、心を落ち着かせる自分がそこにいた。