烏帽子岳登山と千沼ヶ原

烏帽子岳登山と千沼ヶ原

先日、秋田県乳頭温泉から乳頭山を目指して登山したのだが、途中で登山靴のソールがはがれ途中の田代平で引き返すはめになり、どうしてもやり残し感がぬぐえずにいた。

そして、乳頭山の近くに千沼ヶ原という尾瀬にも匹敵する湿地帯があることも知り、ますますやり残し感が広がるばかりであった。

また、ネットの情報によると千沼ヶ原までの道中は上級者でないと分かりずらいとのことであり、どうしたもんか悩んでいた。

そうこうしているうちに、千沼ヶ原は秋田県側にあるのではなく岩手県雫石町に位置し、岩手側から登ればいいのではないかとふと思う。

そして、烏帽子岳の登山口を目指し岩手県雫石町に車を走らせた。

答えは道にあった。ちゃんと千沼ヶ原に向かう登山口があるではないか。

この画像は、登山口から少し登ったところにある沼を映したものです。

後に聞いた話では、このコースはとにかくきついとのことで確かに今まで登った山の中で最もきついと感じた。

でも千沼ヶ原はすばらしかった。

きついコースを登ったものだけが味わえる楽園。

きついにはきついのだけど、少し体力があれば普通に登れる山。でも人がほとんどいないのはやはり登りきる人がなかなかいないのだろう。

とにかく僕は、千沼ヶ原まで行き、やり残した烏帽子岳(乳頭山)まで踏破したのである。