ペンタックスを持ってバイクツーリング

バイクツーリングをする時、積載のことを考えるとなかなか一眼のカメラを持っていく気にならない。

でもこの時は違った。目的が古くて味わいのある建物を撮りたいと思ったから。

まずは岩手県金ヶ崎町に向かう。相棒はペンタックスK5ⅡS

とにかく緑色の発色がピカイチだ。そして建物の存在感も引き立たせてくれるカメラだ。

この日は気温33度。でも写真から伝わってくるのは、木立の中の清清しさ。

次に向かったのが、奥州市江刺

蔵地帯が立ち並ぶ

漆喰の白もいい雰囲気を出している。

最後に向かったのが、同じく奥州市江刺にある「明治記念館」

明治初期に診療所として建てられた建物らしいが、同じ時期に廃藩置県により、ほとんど使われることなく建物だけが現在まで残っているのだとか。

ここ江刺はもともとは伊達藩で本来ならば宮城県に属していてしかるべきなのだが、伊達藩の力をそぐ狙いもあったのだろうか、岩手県に編入されたこともあり使われることもない建物が残ってしまったのだろうか。